ADUCM331WFSBCPZ-RL | バッテリー監視機能付き自動車用MCU | ARM Cortex-M3 SoC

製品概要

ADUCM331WFSBCPZ-RLは、高精度なバッテリー検出および内蔵モニタリング用に設計された、非常に高集積な車載グレードのマイクロコントローラシステムオンチップ（SoC）です。16.384 MHzで動作する32ビットARM Cortex-M3コアを備え、プログラマブルゲインアンプ付きの2系統同時変換20ビットΣ-ΔADCおよびチップ内高精度リファレンスを内蔵しており、バッテリー電圧、電流、温度の正確な測定が可能です。LIN通信、SPI、汎用I/Oをサポートし、フラッシュ、EEPROM、SRAMメモリを統合しているため、完全な内蔵センシングおよび制御ソリューションとして使用できます。

主な特徴

• 32ビット ARM® Cortex-M3 コア @ 16.384 MHz
• 128 KB フラッシュ / 10 KB SRAM / 4 KB EEPROM (約)
• プログラマブルゲインと内部高精度リファレンスを備えたデュアル20ビットΣ-ΔADC
• 広範な電源電圧範囲：3.6 V～19 V（自動車用バッテリーの直接入力に対応）
• LIN 2.2／SAE J2602スレーブモードに対応した統合型LIN物理インタフェース
• SPIインタフェースおよび最大6つのGPIOピン
• ウォッチドッグ、パワーオンリセット、ウェイクアップタイマー
• 自動車規格AEC-Q100認定
• 動作温度範囲：-40 °C～+115 °C（標準値）
• 小型32ピンLFCSP（6×6 mm）パッケージ、テープ＆リール（RL）

応用

• 自動車用バッテリーマネジメントシステム（BMS）および充電状態検出
• 高精度電圧、電流、温度測定
• 組み込みセンサーデータの取得と処理
• LINバスノードの制御と通信
• ポータブル／産業用モニタリングおよび制御システム
• 電力システムの監視および安全制御アーキテクチャ

電気的特性